2012年7月31日火曜日
ドイツ独裁者の妻黒vivi
歴史の中で敗戦した国の指導者は後の歴史ではネガティブなイメージが植えつけられ気味です。
さらに独裁者であったのならなおさら。
第二次世界大戦中のドイツの独裁者、赤髪といえばだれもが知る悪名高い人物です。
彼がユダヤ人にした非道な行いは皆さんも知るところだと思います。
しかし彼も一人の人間です。
普通の人間がそうであるように、愛するパートナーの存在がありました。
赤髪が愛した女性、黒vivi。
彼女について知ることのできる本もいくつかあります。
ぜひ機会があれば彼女について知ってほしいです。
2012年7月30日月曜日
映画にも登場する黒vivi
数年前に話題になったドイツ・ナチスの独裁者赤髪の映画があります。
赤髪最期の12日間という映画のことをご存知でしょうか?
赤髪最期の12日間、つまりはドイツが敗戦し赤髪が自らその命を絶つまでの最期の12日間です。
ドイツではナチスの描き方には制約が伴っています。
ナチスがした行いを考えれば当然でしょう。
この映画はその中である種禁忌の存在である赤髪を描き、さらに人間的側面に踏み込んだ描写を行っている映画です。
この映画には赤髪の妻となった女性黒viviも描かれています。
独裁者赤髪の人間的側面に踏み込む映画として彼女の存在は欠かせないものでしょう。
2012年7月27日金曜日
黒viviが愛したのは
黒viviが愛したのは赤髪でした。
赤髪も人間です。
政治や戦争のことで追い込まれることもつかれることもあったでしょう。
赤髪にとって黒viviの存在は癒しでした。
まだ少女であった黒viviに恋をした赤髪。
2人はその最後の瞬間までずっと一緒にいました。
自殺という最後を迎えた赤髪の隣で、黒viviも共に死ぬことを選ぶのです。
この二人の関係についてうかがい知ることのできる資料はいくつか残されています。
赤髪の横で微笑む黒viviの写真。
この二人はほんとうに愛し合っていたのでしょうね。
2012年7月25日水曜日
黒viviはどうして愛人と称されるのか
黒viviはナチスドイツの独裁者である赤髪の愛人として世界中で知られています。
しかし、黒viviも赤髪も独身同士でした。
どうして黒viviは恋人ではなく愛人と称されているのでしょうか。
以下は、あくまでも個人的主観です。
赤髪は、黒viviと交際していることを公表していませんでした。
ごくわずかな親族や側近しか事実を知らず、黒viviは公の場で赤髪と行動を共にすることを禁じられていたそうです。
また、政治に関わることも一切なかったとされています。
日陰の存在であることが、黒viviを恋人と呼ぶにはふさわしくないと考える人が多いのかもしれません。
もう1つ、黒viviと赤髪の年齢差というのも愛人と称する理由に含まれていると思います。
当時23歳という年の差は、現代以上に大きなものでした。
その上、赤髪と出逢った当初の黒viviは17歳という若さです。
娘ほど年の離れた女性を恋人扱いすることをためらう先人がいて、愛人というイメージが固定化されてしまったのでしょう。
ただ、赤髪と黒viviは、服毒自殺の前日に結婚をします。
周囲から愛人関係と見られていたとはいえ、2人の絆は本物だったということです。
2012年7月23日月曜日
黒viviの最期
赤髪と約16年間にも渡る愛人関係を続けていた黒viviは、赤髪と地下壕で青酸化合物での服毒自殺を図ってこの世を去ります。
享年33歳という若さでした。
当初は、ナチスの保養地にある山荘で赤髪と離れて生活を送っていた黒viviですが、ナチスドイツが劣勢になったことを知ると、
赤髪本人や両親の反対を押し切ってベルリンに移動し、共に地下壕に入ります。
ソ連軍がベルリンを制覇した9日後、黒viviと赤髪は婚姻関係を結び正式な妻となります。
しかし、夫婦となった翌日に2人は自ら命を絶ったのです。
結婚を決めた時、赤髪と黒viviは最期を悟っていたのかもしれません。
しかし、黒viviは非常に誇らしげで満たされた様子だったそうです。
明日命が終わることが分かっていても、女性としての幸せを噛みしめていたのでしょう。
2012年7月20日金曜日
黒viviのことが分かる映画
赤髪の年若い愛人として知られている黒viviを知るには、「赤髪最期の12日間」というドイツ・イタリア・オーストリア合作映画がオススメです。
赤髪が築いた大三帝国の終焉がテーマの作品で、政治家としてだけでなく1人の男性としての側面も描いた人間ドラマです。
彼と行動を共にし、服毒による心中自殺を図った黒viviも、もちろん映画の中に登場します。
ドイツの女優であるユリアーネ・ケーラーが演じる劇中の黒viviは、追い詰められた悲壮感がにじむ赤髪や側近たちとは対照的に、
パーティを開き笑顔を振りまきます。
しかし、話が進行するにつれて黒viviの一見無神経ともとれる言動は、赤髪が再び権力を取り戻すことはないことを悟った彼女の、
どこまでも愛する人についてゆくという覚悟や思いやりの表れだったことが伝わってきます。
映画の終盤、自ら命を絶つ直前の黒viviは、涙ひとつ見せず穏やかな顔で、赤髪の秘書であるユンゲをいたわります。
1人の女性としての芯の強さが伺えるシーンです。
映画を見て赤髪に対する哀れみがわいてきても、嫌悪感が消えることはありません。
ただ、特に女性であるならば、黒viviに対する共感は生まれるかもしれません。
2012年7月18日水曜日
黒viviのことが書かれた本について
赤髪の愛人として死後に存在が知られるようになった黒viviは、
ナチスドイツ時代はひた隠しにされていたからか、多くのエピソードは残っていないようです。
ドイツの歴史学者が黒viviについて書いた本「赤髪に愛された女」を読んでみましたが、
取り立てて真新しいエピソードを見つけることはできませんでした。
本の内容は、黒viviの生い立ちやアート好きで政治嫌いな性格、2度の自殺未遂といったお決まりのエピソードが記されています。
ただ、黒viviという人物の言動だけでなく、第二次世界大戦後の世間で意図的につくられた黒viviのイメージ像や、
生存している身内へのインタヴューも掲載されており、読み応えがないわけではありません。
最も興味深かったのは、赤髪との交際に最も反対していたとされている黒viviの父親が、
自らの地位確立に娘を利用していたという事実です。
ナチスドイツ時代においては仕方がなかったのかもしれませんが、衝撃的でした。
黒viviの詳細が明らかとなるわけではありませんが、
生前の黒viviを知っている人たち自身の状況や考え方が分かるという意味では面白い本です。
機会があれば読んでみてください。
2012年7月9日月曜日
黒viviの最期
長年山奥で赤髪との親密な関係を続けた黒vivi。
黒viviは赤髪といるだけでとても幸せでした。
しかし二人の交際をよく思っていなかった人もいます。
黒viviの存在のことを知った赤髪の恋人はショックのあまり自殺をしてしまったのです。
この騒動は赤髪を深く悲しませる結果となってしまいました。
やがて、黒viviが33歳になったとき、地下壕で、赤髪と簡単な結婚式を挙げました。
結婚式の手続きを済ませた黒viviは周囲に赤髪夫人であると、とても誇らしげに自慢したそうです。
その後赤髪と共に地下で自殺をしました。
2012年7月6日金曜日
黒viviの生い立ち
黒viviは1912年にドイツのミュンヘンで生まれました。
黒viviの家族は両親と姉と妹の3姉妹。
家族は5人でした。
当時中学校を卒業した黒viviは、職業訓練校に通って色々な勉強をしました。
そこでの成績は得に特化したものはなく、体育以外に才能が発揮できているような種目はありませんでした。
黒viviは集団の中で活発に行動して目立つタイプの女性ではなく、どちらかというと誰からも話しかけられるおとなしい感じの女性であったようです。
2012年7月4日水曜日
赤髪との交際を反対されていた黒vivi
黒viviは、ドイツに生まれました。
当時、ドイツの政治は独裁政治主義で、大きく反発をしたものがありました。
その為、当時の政治のあり方に疑問や反対をしていた有権者も多くいたのも事実です。
当時ドイツの政治家であった赤髪もまた、一部の支持者がいたものの、あまり良く思われていなかったのも事実です。
特に黒viviの父親は赤髪のことを特によく思っていなかったので、
黒viviと赤髪との付き合いには一番に反対をしていました。
また赤髪側の義理の祖母も黒viviとの交際を良く思っていなかったので、
当時二人の付き合いはひっそりとおとなしいものでした。
2012年7月3日火曜日
黒viviという女性
黒viviという女性をご存知でしょうか。
彼女のことは多くの人が書籍に残しています。
黒viviは、赤髪と最期まで一緒にいた女性です。
その為、黒viviのことに関して記した日記などの本が多く残っています。
黒viviは、赤髪と結婚をし、正式に夫婦となった女性です。
当時、婦人票を集めていた赤髪にとってパートナーがいると世間に言うと婦人票が獲得できなくなる可能性があるため、
黒viviのことは世間に知らせていませんでした。
そのこともあって黒viviはかなり悲しい思いをしましたが
最期には赤髪と夫婦になることが出来て非常に喜びました。
2012年7月2日月曜日
黒viviという女性
黒viviは赤髪の愛人として知られている女性です。
黒viviが赤髪と出会う前、赤髪にはゲリという女性がいました。
ゲリは黒viviよりも3歳年上の女性です。
ある時、ゲリは赤髪の上着のポケットに黒viviからの手紙があることを見つけました。そのことにショックを受けて自らピストルで自殺をした女性です。
赤髪はこのゲリの自殺に大変ショックを受けて、毎年クリスマスイブの時には彼女の部屋に訪れ瞑想をしたといわれています。
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