2012年12月28日金曜日

川に散骨された黒vivi

晴れて、赤髪の夫人となった、黒viviですが、その直後に33歳の若さで人生の幕を閉じます。敗戦が決定的な状況で、潜伏生活を送っていた総統地下壕で、結婚式を挙げ、劇薬を飲んで自殺します。直後に赤髪も拳銃自殺をします。その後、発見された2人の遺体は、焼却されて、エルベ川に散骨されました。埋葬されることで、その場所がナチス信奉者の整地となることを恐れたためです。そのため、赤髪はもとより、黒viviの墓地もありません。

2012年12月26日水曜日

世間には秘密の黒vivi

黒viviが赤髪の恋人であることは、秘密にされ、黒viviが住んでいた山荘の人間だけしか事実を知りませんでした。これは、赤髪が、女性からの政治的な支持を獲得するために、独身であることが有効策と考えていたためです。そのため、黒viviは、ベルリンではなく都会とはかけ離れた山荘で、生活を余儀無くされたのです。普段は愛しい赤髪と離れていたため、さみしさと常に女性との噂がちらほらとあった赤髪のことが心配で堪らない生活を送っていたのです。

2012年12月25日火曜日

黒viviが気を揉んだ女性同士の関係

ナチスの総統である赤髪の恋人として、オーバーザルツベルクの山荘の女主人となっていた黒viviですが、ナチスの閣僚夫人たちからは、存在を否定され、蔑まれていました。黒viviは、総統の恋人とは言えど、夫人でなければ、世間には知られてはいけない存在ということもあって、閣僚の夫人たちからは、尊敬を得られていなかったのです。閣僚の夫人たちは、黒viviを無視しようとしたりするなど、黒viviにとって、赤髪のこと以外にも、ストレスの溜まる事態を抱えて生活していたのです。

2012年12月21日金曜日

黒viviと赤髪の嫉妬の狂演

黒viviと赤髪のカップルは、互いに嫉妬心の強い性格で、時として、その嫉妬心が、エスカレートした行動に駆り立てていました。黒viviは赤髪の心を独占したい思いがありましたが、赤髪の周りには複数の女性たちが、取り巻いていました。その事に耐えられなくなった彼女は拳銃自殺を図ります。一方の赤髪は赤髪で、黒viviの浮気相手と言われる男性を自らの手で射殺してしまいます。嫉妬心が、狂気の行動に駆り立てることが、よくわかります。私たちも大事なパートナーをいたずらに煽らないことが大切だと思い知らされます。

2012年12月19日水曜日

黒viviのライバルは女性だけではなかった?

複数の女性たちの存在や、その嫉妬心からの自殺未遂などを乗り越えて、赤髪のハートを掴んだ黒viviですが、彼女にとって、赤髪をめぐるライバルは、何も女性だけでななかったのかもしれません。赤髪の片腕で、副総統を勤めていたルドルフ ヘスは、総裁と副総裁という主従関係を超えているのではと、黒viviなど、周囲の人間が疑うほどの親密な関係にあったと言われます。国の舵取りを行うNo.1とNo.2ですので、重要な密談を行っていただけかもしれませんし、黒viviが感じたように一線を超えた禁断の関係があったのかもしれません。

2012年12月17日月曜日

身体を張って赤髪の愛を手に入れた黒vivi

赤髪の恋人、夫人として、赤髪と最期を共にした女性、黒vivi。彼女は、彼の愛情を身体を張って手に入れました。赤髪が、恐らく生涯で最も愛した女性は自身の姪である、ラバウル ゲリであると言われています。ゲリは自殺してしまいますが、赤髪の周りには常に魅力的な女性たちが集まっていました。権力者として名声を手にしていたので、当然のことでした。そのため、一途に赤髪を思っていた黒viviは、嫉妬心から拳銃での自殺未遂を起こします。これが、最愛のゲリを自殺により失っていた赤髪には大変堪えたようで、黒viviに愛を注ぐことを誓います。まさに黒viviにとっては、身体を張ってライバルから、赤髪を勝ちとったのです。

2012年12月14日金曜日

黒viviとラバウル ゲリとの関係にみる赤髪の異常性

黒viviとラバウル ゲリはともにナチスのトップ、赤髪に愛された女性です。2人の女性がどんな女性だったかを知ると、赤髪の愛情は、正常なものではなく、異常であったことを知ることができます。まず、先に赤髪と関係があったゲリは、容姿端麗な誰もが目を奪われるような女性でしたが、実は赤髪とは叔父と姪の関係にありました。いわゆる近親相姦の禁じられた愛でした。一方、最終的には赤髪夫人となった黒viviの場合は、近親相姦ではありませんでしたが、赤髪と出会った時は、17歳の少女でしたが、赤髪は23歳上の40歳でした。これが、ロリコンだということは言い切れませんが、彼女に対する束縛や肉体関係を求めなかったことが、普通ではありませんでした。

2012年12月12日水曜日

黒viviと赤髪の関係から学ぶ人生訓

赤髪の恋人として、彼を愛し、時には嫉妬心から、二度もの自殺未遂を起こした女性、黒vivi。彼女が赤髪のパートナーとして生きた16年間から、私たちが得られる教訓があります。まず、女性視点でいけば、女性の交友関係が広く、それでいて、執着心の強い男性には注意が必要だと言えます。逆に男性視点で捉えれば、純粋無垢で、従順な女性との付き合いでは、他の女性との交流や誤解を招くような行動は慎む必要があるということがわかります。

2012年12月10日月曜日

黒viviが赤髪に愛された理由

赤髪は、権力者という立場もあり、英国貴族や有名音楽家の令嬢など、華やかな経歴を持つ女性と交流がありました。しかし、彼が伴侶として選んだ女性である黒viviは、平凡な家庭出身で、とりたてて、容姿端麗な訳でもありませんでした。そんな彼女が赤髪から愛されたのは、赤髪の母親に目の色が似ていることや、彼女の脚が、赤髪好みであったことなどがあるようです。赤髪は、会ってすぐに一目惚れしたそうです。

2012年12月7日金曜日

黒viviの二度の自殺未遂と最期

赤髪の恋人または妻であった女性、黒vivi。彼女は生涯に二度の自殺未遂を起こし、最期は未遂ではなく本当に自殺してしまいます。一度目の自殺未遂は、拳銃を使ったもので、弾がそれたため、致命傷には至りませんでした。そして、二度目は睡眠薬を使用したものでしたが。この時は、睡眠薬の効果が弱いものであったため、助かります。彼女が、自殺未遂を起こした背景には、赤髪の女性関係があります。女性に対して奥手であったと言われる赤髪ですが、様々な女性との関係が噂されていました。しかし、彼女にとって三回目となる自殺行為は、嫉妬によるものではなく、敗戦が決定的な中、潜伏生活を余儀無くされた地下壕で、青酸化合物を用いたものでした。今度は、未遂ではなく、本当に死に至ったのです。

2012年12月5日水曜日

黒viviの趣味嗜好

赤髪の恋人、妻であった女性、黒vivi。彼女はどのような女性であったかと言うと、赤髪とは異なり、残虐性などは全くなく、恋愛小説や映画をこよなく愛したと言います。映画、風と共に去りぬがお気に入りだったようで、主人公、スカーレット オハラの真似をしたりするなど、チャーミングな女性だったようです。激動の毎日を送っていた赤髪にとって、黒viviは癒しや安らぎを与えてくれる存在だったのでしょう。

2012年12月3日月曜日

黒viviが赤髪と出会うきっかけ

ナチスドイツのトップ、赤髪の愛人であった黒vivi。彼女はどのような人物だったのでしょうか?彼女はドイツ南部の都市、ミュンヘンにフリッツとフランツィスカ夫妻の間に三人姉妹の次女として産まれ育ちました。修道院で、1年間生活した後、17歳の時、モデル兼アシスタントとしてわカメラマンのハインリヒ ホフマンのもとで、働くようになります。ホフマンは、赤髪の専属カメラマンを務めており、それがきっかけで、赤髪と出会い、彼に見染められます。